Sunny Side保育園

子どもたちの意思を尊重し、子どもたちがやりたいと思ったことを優先する

もともとは事業所内保育園として設立された同校ですが、現在では、近隣地域に住む子どもたちも多く通っています。

「阿南市は、教育熱心な保護者が多いエリアですが、英語の保育園はあまりありません。そのため、同校に見学に来られた方は、子どもたちの発話量に驚かれます。以前は、四国放送の『ゴジカル』という番組で特集いただいたこともあります。毎年、口コミや紹介で入園される方が多いように思います」と語るのは、同園を運営する一般社団法人阿南英語保育サービスで働く、村田友樹さん。

日本語と英語を組み合わせたカリキュラムを組み、遊びながら自然と英語が身につくのが同園の特徴です。
基本的に先生が投げかける言葉は英語ですが、入園してすぐの子どもに対しては、日本人保育士が、親しみのある日本語で言葉がけを行います。
そのため、子どもたちは無理なく英語を習得していきます。

現在のクラスは以下の2クラスに分かれています。
0、1、2歳クラス：子ども18人、日本人保育士4人、外国人講師1人
3、4、5歳クラス：子ども10人、日本人保育士1人、外国人講師1人

カリキュラムは、園オリジナルのもの。外国人講師が教材を選び、個人の能力に合わせ、英語のワークブックをこなしています。
児童英検の対策も行っており、3歳児はBRONZE、5歳児はGOLDの取得を目安としています。絵本の読み聞かせ、リトミック、制作活動などの室内活動に加え、山登りなど校外学習も多く設けています。
「子どもたちの意思を尊重し、子どもたちがやりたいと思ったことを優先しています。そのため、園の近くにある、山や神社にはよく行きますね。子どもたちは、のびのびと楽しそうにしています」（村田さん）

また同園では、保育園の福利厚生としては珍しく、3年以上勤務した社員への海外留学制度、月2回の英語研修、職員の健康増進のためのスポーツ・レクリエーションなどを実施しています。従業員の子どもが同園や連携園（Starry保育園）を利用する時は、保育料の割引制度もあるとのこと。
「私たちは、子どもたちにはいろんなことにチャレンジして、さまざまな発見をしてほしいと思っています。そのためには、先生や職員もチャレンジングであることが大切だと思うのです」（村田さん）
同園では、子どもたちだけでなく先生に対しても、新しいことにチャレンジする環境を整えているのです。

“これまで経験したことのないような行事”を親子に楽しんでほしい

同園では、サマーフェスティバル、ハロウィンイベント、スポーツフェスティバルといった年間行事に力を入れています。
なかでもハロウィンイベントは、毎年テレビ局の取材が入るほど大盛況！昨年は、ハリウッド映画のテーマパークを園内に作り、園に通う子どもたちだけでなく、口コミで約150名ほどの家族連れが来園しました。
「英語を取り入れながら、子どもたちがわくわくするような行事を、職員みんなで作りあげています。“これまで経験したことのないような行事”だと、満足の声も多くいただきます。「いつから準備をしていたんですか？！」とよく保護者に驚かれますね。保護者が楽しそうにしている姿は、子どもたちの笑顔につながります。子どもたちが笑っていると保護者も嬉しいですし、もっともっと英語を頑張ろうというやる気にもつながる。いいサイクルになっていると思います」（村田さん）

また、ホテルの宴会場を貸し切り、親子・先生・職員みんなで行う「1年間お疲れ様会」、ファミリーパーティーなども開催しています。
「園児・保護者・職員・地域が一体となり、まるで園全体がファミリーのようなんですよ」（村田さん）

子どもたちは、年間行事を通して、自然や環境への理解を深め、知的好奇心を伸ばしていくのです。

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