プリスクールのモンテッソーリ教育法は、結論の押し付けや、競争による序列付け、賞罰による動機付けをしません。生徒の人間としての尊厳を尊重しています。主旨を同じくして小学部では進歩主義教育法により、地域社会や世界に役立つ人材を輩出すべく革新的な教育アプローチをしています。いづれも生徒の知的好奇心が学習への動機付けになるとして、学習への情熱を最大限に伸ばす環境作りをしています。
ウイローウインドでは、11~16人の少人数クラスで、プロの教師が生徒一人ひとりの成長の過程を読み取り、何が必要か、何が不必要か、どこまで援助すべきか、援助しないべきか、どこまで自由を与えるべきか等を見極めて、各人に適した教育を施し、生徒の心身、社会性、感情や知的な発達を目指しています。
一斉授業ではなく個別学習をすることで、自分で選び、自分のペースで納得いくまで学習することができます。また、生徒の自主性を重んじるので、知的好奇心が自発的に表れるように自由な環境を提供しています。更に、縦割りクラスで異年齢がお互いから学びあうことができ、年下は年上を見て学び、年上は年下の世話や教えることを学びます。仲間で勉強を教えあったり、グループのプロジェクトに協力しあったりしながら生徒は自分が進歩したことを自覚します。
カリキュラムは、知性の融合と情緒豊かな経験によって、学ぶことの楽しさを身につけることを目標にしています。生徒が安全と感じ、愛され、尊敬されていると思えるような環境を整えながらも、さらに挑戦していくチャレンジ精神も養っています。
プリスクールでは、日常生活の練習、感覚教育、言語教育、算数教育、文化教育の5分野があります。
1、日常生活の練習:飲み物を注いだり、自分が使った食器を洗ったり、手洗いや、教室にあるものの埃を払ったり磨いたりします。
2、感覚教育:「教具」で五感を刺激しながら、大きさ、形、寸法や色などを学び、自立心と知恵を磨きます。教具は、カラフルな色で様々な形の木製やビーズのものがあります。長さの棒、構成三角形、音感ベル、数の棒、円柱、幾何学立体、色板などで遊びながら大きさなど様々な感覚を自然に身につけます。
3、言語教育:読み書き
4、算数教育:数、計算、十進法、幾何学
5、文化教育:歴史、地理、科学、美術、音楽、スペイン語などスペシャリストによるレッスンがあります。
教室という共同体以外に、地球という共同体の中の一員であることを学びます。整えられた環境の中で、先生はとても静かな態度で、上品に親切に生徒に接するなど、マリア・モンテッソーリの教育方針に基づいた教育を行い、その中で生徒たちの自立心、発見を通して学ぶ楽しさ、集中力、規律正しさ、決断力、自信、平和的問題解決力や、環境意識などを育てていきます。
キンダーでは、生徒は知的好奇心を高め、他人を思いやったり尊敬したりできる自尊心を養います。物事を柔軟かつ論理的に考え、問題解決力や明確で建設的な自己表現力を身につけます。規律の正しさや学術的スキルの習得とともに独創性も育みます。また、異文化を理解したり、自然界への畏敬の念をもちます。特にグループ活動では、他の人を思いやりながら、重要な目的を持って共に作業をする経験を通して人間関係を築いていきます。
特徴的なのは毎年変わる「テーマ」に基づいた学習で、社会科、読み、書き、科学の教科が全て1つのテーマを基に学習していきます。例えば「私達と世界のつながり」という大テーマを設定し、学習テーマを「自分がいかに社会にインパクトを与えることができるか」というものにするなどです。ここでは自分の才能やスキルをどう活かしたら社会のために役立つかを考えます。例えば「親切な行いがどう地域社会に影響するか」を学習しに、お年寄りの施設を訪ねます。または「自然とのつながり」を学習しに観察ハイキングをします。このようなフィールドトリップが週に1度あり、その中で自分たちで考え、計画して、学習を重ねていきます。教科書よりも体験学習で学ぶことも多く、その方がより身につくそうです。主要学習の他には、音楽、美術、体育、スペイン語が週に2回あります。
モンテッソーリ教育法も進歩主義教育法も基本は同じで、個別学習や縦割りクラスを通して生徒の自立心や集中力、決断力、自信、問題解決力、自己表現力などを育む教育です。教師主導(命令)型ではなく、生徒の自発性を重んじ教師は教え導いていく生徒中心型です。
モンテッソーリ教育法は、幼児期に生涯を通して学習する力をつける基礎固めに最適ですので、プリスクールに導入されています。小学部に所属するキンダーは、モンテッソーリ教育よりも構造化された進歩主義教育法により、具体的な生活経験を通しての学習が強調されています。知育教育に加えて人間力を磨き、将来社会に貢献できる優れた人物を育成していきます。各人の学習の自由の中で、自分の意見を反映させリーダーシップをとれる人間の育成を目指します。英才教育や早期教育など、がむしゃらに知識を詰め込むのではなく、社会で役に立つ人間になって欲しいという想いを軸にした「人間らしい教育」を追及する学校です。
学校名 | Willowwind School Preschool創立2007年、モンテッソーリ教育、アイオワ州認可校、ISACSアメリカ中部独立校組織の認定校 Kindergarten創立1972年、進歩主義教育、アイオワ州認可校、アメリカ中部独立校組織の認定校 |
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住所 | 950 Dover St. Iowa City IA 52245 |
電話 | 319-338-6061 |
公式ホームページ | http://www.willowwind.org |
フィロソフィー | preschool モンテッソーリ教育の環境が整えられた中で、生徒は尊重と責任を通して判断力を養い、秩序と自己訓練を通して自由を経験する。教師は生徒の「作業」を観察し、個々の発育に適切な教具を選び指導をする。 Kindergarten 進歩主義教育により、生徒は自然に能力を開発する自由がある。全てに対し生徒の興味が学習の動機付けとなる。 |
受け入れ年齢 | Preschool 3~5歳 Kindergarten5~6歳 |
授業時間 | Preschool フルタイム 8:30~3:30 パートタイム 午前9:00~11:30 午後1:00~3:30 Kindergarten8:30~3:15 |
昼食とスナック | 弁当持参 |
サマーキャンプ | Preschool 受入年齢:3歳~5歳 スポット参加:可 月~金8:30~3:30 週$215(ランチ週$40) Kindergarten受入年齢:キンダー~8年生 スポット参加:可 月~金8:30~11:30 / 12:30~3:30 $150am/$150pm フル@300(ランチ週$40) |
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