園長は『通っていた園児の母』

2011年4月1日に開校となったSunnyside Nursery & Preschool。
園長の浅野寿子氏は、同スクールの前身となっていたプレスクールに通う園児のお母さんだったといいます。
どのような経緯があって園長になったのでしょうか。

「2011年3月、東日本大震災が発生した時、当時の園長先生が被災されそのプレスクールを余儀なくクローズ(閉園)しなければならなくなったのです。
私の娘はそのプレスクールに通っていました。非常に良いスクールだったこともあり、このままスクールがクローズになってしまうのは、母親として残念に思いました。
通っていた他のお子さんや親御さんからの要望もあり、急遽、私が引き継ぐことになりました」

そして、浅野氏の『子どもたちの笑顔でひなたぼっこが出来る温かい園』を作りたいという思いから、『Sunnyside Nursery & Preschool』として新たに開園の運びになったのです。

浅野氏は「母親目線の園を作りたい!」という思いから、いろんな試みに挑戦してきたのだといいます。
そして、体操やリトミック・バレエを取り入れ、子どもたちの可能性を拡げる取り組みを始めたり、菜園を借りて家庭栽培を始めることで、園の生活に自然の彩りを加えてきました。

先生8名・園児35名と『少人数制』を徹底しているのも、母親目線だからこそ。

「一番大切なのは、保護者が安心して預けられる環境であることだと思っています。先生の人数が少ないと、どうしても余裕がなくなってしまいますよね。
ただお預かりして、ただカリキュラムにそって行事をこなすのではなく、保護者と一緒に育てていくという気持ちなのです。」(浅野氏)

なお、クラス制・担任制でなく、縦割り保育であることも、同園の特徴です。

「クラスで分けると、担当外のクラスのことは分からなくなってしまいますよね。
同園では、すべての先生が、すべての年齢の子どものことを把握しています。
先生同士の共有の場も多く設けており、子どもたちにおいて気になることはみんなで共有をしているので、保護者のみなさんにも安心していただいています」(浅野氏)

子どもたち一人一人に愛情をたっぷりかけ、しっかりとした心を育てることが、子どもたちがぶれずに育っていくための一歩なのです。

オールイングリッシュ・ノージャパニーズは『英語の部屋のみ』

同校では、『英語の部屋』をつくり、子どもが集中して勉強できる環境を整えています。英語の部屋に入った際は、オールイングリッシュ・ノージャパニーズを徹底。
ですが、英語の部屋から一歩出ると、英語・日本語のどちらを使ってもOK。ただし、同園はネイティブの先生も多く、自然と英語で返答する環境が整えられています。
なぜこのような環境にしているのでしょうか。

「私たちは、日本語を学ぶことが、英語力にもつながってくると考えています。柔軟に英語/日本語のスイッチを切り替えられることが大事です。
また、相手によって話し方も変わりますよね。先生と話す英語、保護者と話す日本語、お友だちと話す日本語、年下の子に話す英語・・・
すべて生活の中で使いながら身につけていくものなので、英語・日本語のどちらを使っても良い環境としています」(浅野氏)

なお、同校がこだわっているのは、『大人になった時に使える英語を身につけてもらうこと』。
スクールに通っている間だけでなく、卒園後も繋げていかなければ意味がないという考えから、学びたい!という興味を持たせることを重視しています。

カリキュラムはスクール独自のオリジナルプログラム。フォニックスに力を入れ、ライティングやリーディング・暗唱などから、英語の正しい使い方・語彙などを学びます。

英語教育には力を入れている同園ですが、あくまでも『子どもたちに勉強させる』ではなく、『子どもたち自身が考えて、意見をぶつけ合い、大人と一緒に作り上げて行く』ことを大事にしています。
子どもたちの『これがしたい!』という意思を、『どうすればできるんだろう?』と考えさせ、導きながら進んで行くスタンスなのです。

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学校名Sunnyside Nursery & Preschool
住所福岡県早良区西新5-2-43 ラガッツァ西新3階
電話092-833-7117
公式ホームページhttp://sunnyside7.web.fc2.com/
フィロソフィーサニーサイドでは、まず子どもたちの笑顔を大切にします。
卓越した保育士がお母様に代わって子どもたちの様子を温かく見守ります。子どもたちは、天気の良い日は毎日公園へお散歩に出かけ、自然に触れること、遊びの中で体を動かし、しっかりとした体作りが基本です。子どもは生まれたときから学ぶ能力が備えられています。
サニーサイドは、子ども達を社会へ送り出す第一歩として、明るく楽しい未来への扉をご家族と一緒に開くお手伝いを致します。子どもらしく、のびのびと笑顔の陽だまりの中 (Sunnyside)で育って欲しいです。
受け入れ年齢生後3ヶ月~5歳(保育園)
6~11歳(アフタースクール ※卒園生のみ)
授業時間7:30~18:00

【一日の流れ】
7:30 登園
9:00 モーニングサークル、お外遊び
9:45 リトミック、バレエ、体操
10:00 英語レッスン(9:45~のレッスンがない場合に限る)
11:00 ランチ
12:00 お昼寝
14:00 スナックタイム
14:30  英語レッスン(スモールクラス)
14:30 英語レッスン(ミドルクラス)
15:30 英語レッスン(ビッグクラス)
16:30 英語レッスン(エレメンタリークラス)
18:00 降園
昼食とスナックあり
サマーキャンプなし