Sky Garden Pre-school ～おそらのおうち～

屋上庭園の中にある小さなおうち

同校があるグリーンフェロービルは、いわゆる「都市型環境共生ビル（エコビル）」。ビルの塀は蔦で覆われ、ビル内では太陽光発電や風力発電が行われています。 屋上にはガーデンがあり、その中に建つ小さなおうちが同校です。事務所兼スクールカフェがある1Fにもイングリッシュガーデンがあり、スクールに通う子どもたちは一年を通して存分に自然と触れ合うことができます。

「同校では、お外遊びの時間を多く取っています。毎日公園に出かけることやガーデンで土を触り、野菜を栽培し、花の水やりを行うことで、子どもたちの五感を刺激しています 」 と、話してくださったのは、スクールマネージャーの藤根さん。
ガーデン内には遊具が置かれ、また、夏になると、プールを出してみんなで めいっぱい遊ぶのだそう。
また、学校にはおでかけ専用のスクールバスがあるので、あらゆるところに 遠足へ出かけることもできるのも同校の特徴といえるでしょう。

また、おそらのおうちという名称通り、『もうひとつの家庭』のようなアットホームさも大きな特徴です。
同校では、1クラスにつき生徒が6～7名、先生が2名（日本人・外国人1名ずつ）という少人数制にもこだわっています。

「少人数制で密度が濃いので、子どもたちは安心して過ごしていますね。 子どもたちが話しかけてくると、先生は必ず目を見て答えます。子どもたちの自主性を大切にし、もし、時間がかかってしまっても見守ります。
たとえば、走り回っている子を無理やり椅子に座らせることは絶対にしません。その子が座りたい時に、座るまで待ちます。自分を見て欲しくて、噛み付いたり、ギャーッと叫んで自己表現する子どもがいると聞いたことがありますが、当スクールではそんなことはありません。みな落ち着いていますね。
また、安全面を徹底していることから、名古屋市の認可外保育施設に認定されていますので、その面でも保護者のみなさまに信頼いただいています。」と同校のスクールマネージャーは話します。

同校では、『もうひとつの家庭』のような暖かい眼差しで、子どもたちそれぞれの才能を信じ、伸ばすサポーターとして愛情いっぱいに 「子どもたちが熱意にあふれる意欲的な学習者になる」ことを手助けしているのです。

遊んでいるとしか思えないのに学ぶ意味を学んでいる

子どもたちの学習を促進するためにも、同校では、幼児教育の先進国・アメリカで最も多く取り入れられている『クリエイティブカリキュラム®』を採用しています。

『クリエイティブカリキュラム®』とは、自主性と創造性を培うプログラム。年齢に応じたカリキュラムではなく、一人一人の発達段階に応じた内容となっているのが特色です。そのため、日本の幼稚園のように、アートの授業で全員がおなじものを描くことはありません。子どもたちはそれぞれが好きなものを、好きなように描きます。

「学ぶ意味を素直に学べるのは６歳頃まで。当スクールでは自我が溢れて学ぶ意味を疑いだす前に、熱意にあふれる意欲的な学習者になることを目指しています。当スクールは英語塾ではありません。英語も重視してはいますが、英語を最優先とするのではなく、子どもたちの色んなところを伸ばしてあげたいという気持ちが強いですね。遊んでいるとしか思えないのに、学ぶ意味を学んでいる環境を目指しています」（スクールマネージャー）

また、遊びながら学ぶために、室内環境も工夫を凝らしているのだそう。 子どもたちの興味が偏らないよう、おもちゃがあるエリアは細かく区切られています。座って本を読むエリア、自由にものを出して遊ぶエリアなど、そのエリアごとに遊ぶことができる仕組みなのです。
また、おもちゃや家具はプラスティックではなく、あたたかな木製のものをチョイス。その裏側には、自然の中で育ってほしいという思いが込められているのです。

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