思考力と探究心の育みを重視したカリキュラム

『日本と世界の架け橋』という理念を掲げ、国際交流事業を行っていた株式会社CosmoBridgeが、『小さな子どもたちが、英語だけでなく、思考力や探究心を育める環境を作りたい』と、2016年4月にオープンしました。

「これからのグローバル社会で本当に必要な能力とは、英語力を中心とした表現力だけではなく、思考力と探究心だと考えています。グローバル社会で活躍できる日本人が少ない理由は、「英語力が低いから」ではなく、「自分の意見を持っていない人が多いから」だと考えます。
自分の意見を持てないのは、「物事に興味がない、もしくは興味があっても範囲が狭かったり探究心がないため深く考えない」というところからきているものだと思いますので、思考力と探究心を養い、自分の意見を持たせたいと思っています。
そして結果的に、子どもたちにとって、幸せな人生を送るための選択肢が増やせればと思います。」(理事長・甲斐実さん)

思考力と探究心の育みを重視したプログラム(=能動的参加型プログラム/アクティブ・ラーニング)の取り組みの一例として、『プロジェクト活動』があります。これは、ある目標を達成するために、どうすれば良いのかを子どもたちだけで議論し、決めていくこと。
たとえば、「クリスマスの制作物を作る」という目標を定めたとします。では、その制作物を作るには何が必要なのか(のり・はさみなど)、誰が何をするのか(はさみで切る係など)、教室のどこに飾ろうか、といった議論を先生のサポートも得ながら子どもたち自身が行います。

「子ども同士で話し合い、作り上げることが、一人一人の思考力を高めます。「自分はこれが得意だから、この役割を頑張る」と、得意分野を伸ばすきっかけにもなり、個性が育まれていきます。また、普段探究心を高めているからこそ、子どもたちは積極的に動くことができます」(甲斐さん)

また、同園では、『ジョブトレーニング』という取り組みも行っています。これは、1ヶ月に1度、一つの職業を深掘りして学ぶ参加型学習のこと。

「農家をテーマにしたときは、まず農家という職業について学び、実際に畑を見学に行き、複数の品種の大根の種を撒きました。それから「この種がどうなるかな」「あの時の小さな種がこんなに大きくなったね」などと会話をしながら観察を続け、収穫した大根を使って料理をしました。複数の品種の大根を食べ比べたりもしました。このように一つのテーマから多岐にわたる体験、この時は五感を存分に使う体験を通して、子どもたちの農家に対する見方は変わったと思います。」(甲斐さん)

このように子どもたちは、知的好奇心を刺激する取り組みを通して、思考力と探究心を育んでいきます。

週5日・フルタイムの『幼児園』、さまざまなスペシャルプログラム

子どもたちの個性を伸ばすため課外教室も多く設けています。
たとえば、『ピグマリオン教室』。このメソッドでは「指先能力」「空間能力」「図形能力」「数論理能力」「言語能力」を刺激し、自分で考え解決までたどり着く「問題解決能力」を高めます。プリスクールでは、同園が全国初の導入となります。
他にも、ダンスや英語プログラミング、英検Jr.対策などがあります。

なお、年に数回、フレンチレストランのオーナーと連携し、食育プログラムも行っています。子どもたちは、テーブルマナー、食事のマナー、栄養学などを学び、実際にパスタを作ったり、レストランを借り切ってコース料理を楽しむこともあります。

「親子で堅苦しくないフレンチやイタリアンを楽しむ時間を作っています。子どもたちには、特別な体験を通して、『本物』に触れてほしいと考えているため、学びをリアルな体験に結びつけるプログラムとなるよう、意識しています」(甲斐さん)

自ら進んで、積極的に何かを知りたい、学びたいという意欲を持ち、新しいことにも勇気を持ってどんどん挑戦してほしい。それが同園の教育方針になります。

学校名バイリンガル幼児園Cosmo Global Kids
住所神奈川県横浜市中区太田町6-75 関内北原不動産ビル2階
電話045-222-6467
公式ホームページhttps://cgk.ac/
フィロソフィー【教育理念】
「グローバル」=「語学(英語)」ではなく 「本物のグローバルキッズを育てる」ためのプログラムを提供 多種多様な価値観を創造し、育む教育プログラム。 今後のグローバル社会において、幸せで豊かな人生を送るためには、幼児期の早期英語教育を始めとしたグローバル教育が欠かせません。 日本的な教育では育つことの難しい自主性や主体性、そして日本的な教育だからこそ育つ協調性や社会性も、すべてがグローバル教育の一環です。 「バイリンガル教育」「異文化・日本文化学習」「アクティブ・ラーニング」の3つのプログラムを軸に、それらを養い、子どもたちの能力や個性を引き出すことにより将来の可能性を広げ、さらに、「ダイバーシティ(多様性)への寛容力」を持つことで、本当の意味での『国際人』を育てます。

【保育理念】
グローバル教育と心身の健やかな成長を支える保育 英語教育だけを行うプリスクールではなく、保育と教育を行う当幼児園では、保育は、「グローバル教育」にも「心身の健やかな成長」にも欠かすことのできない、とても大切なものです。 ネイティブ外国人講師と「子どもたちの成長段階を熟知」したバイリンガル日本人保育士が、協力し連携しながら子どもたちと接することにより、子どもたちは、集団生活における協調性や思いやりも学び、人としての「心の成長」を遂げています。 自由で放任的な保育ではなく、日本的な保育をしっかりと行いながら、子どもたちの個性も尊重した保育を行っています。
受け入れ年齢3~5歳
授業時間8:30~17:00(基本保育時間)
7:30~8:30 / 17:00~19:00(延長保育)

【1日の流れ】
<3歳児クラス>
8:30-9:15 登園、自由遊び
9:15-9:30 サークルタイム
9:30-10:30 レッスン
10:30-11:30 外遊び
11:30-12:30 昼食、歯磨き
12:30-14:00 昼寝
14:00-14:25 起床
14:25-14:40 おやつ
14:40-15:00 レッスン
15:00-16:30 日本語
16:30- 降園、課外クラス等

<4,5歳児クラス>
8:30-9:30 登園、自由遊び
9:30-9:45 サークルタイム
9:45-10:30 レッスン
10:30-11:45 外遊び
11:45-12:45 昼食、歯磨き
12:45-13:20 自由遊び
13:20-14:45 レッスン
14:45-15:00 おやつ
15:00-16:30 日本語
16:30- 降園、課外クラス等
昼食とスナックあり 配食会社のお弁当
サマーキャンプなし