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コラム

幼少期から英語を身につける最大のメリット

プリスクールなどで幼少期から本格的に英語を習得することで得られるメリットについて説明しますが、その前に知っておいてほしい日本の現実があります。 2016年のデータによると、オーストラリアの平均年収(フルタイム)はAUD78,832(約670万円)です。 ※1AUD=85円 一番年収の低いタスマニア州でもAUD69,477(約590万円)、首都のキャンベラがある一番年収の高い州では、AUD89,846(約763万円)です。 2020年の日本の年代別平均年収は、20代:348万円、30代:444万円、40代:510万円、50代以上:613万円となっていて、日本で一番平均年収の高...

日本とアメリカの賃金の差

20代を日本の日系企業で、30代をアメリカ西海岸(シリコンバレー)の米系企業で勤務する方へ取材しました。今は年の半分をアメリカ、半分を日本へ“出張”という形で生活されています。 アメリカと日本の二重生活をしながら感じる「賃金の差」という点を中心に書いていきます。 状況を知り理解することで、子どもに施す教育内容や方針を決定するためのヒントにしていただければと思います。 日本の給与は著しく低い 日本では、新卒給与が500~600万円で高い方と言われます。 また、年収1,000万円まで行けば、「高給取り」と考えられています。年収1,000万円到達が若年層であるならば尚更のことです。 ...

宇宙教育のすすめ

宇宙という分野の現状 ここ数年「宇宙」にまつわる話題が増えてきました。 「宇宙開発」という分野では、国内外の民間企業による人工衛星の開発やロケットの打ち上げなどのニュースが毎月のように報道されています。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」や、アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)が進める火星探査計画「Mars2020(マーズ・トゥエンティ・トゥエンティ)」のような「宇宙探査」という分野では、人類が持つ知的好奇心の核心に迫る「私たちは何者なのか。どこから来て、どこに向かうのか。」という話題から、地球の外へ活動や居住の範囲を広げていくた...

帰国子女やプリスクール生の進路選択

帰国子女やプリスクールなどに通い高い英語レベル(年長で英検3級レベル以上)を身につけている子どもを持つ保護者はその後の進路選択に苦労します。英語力を継続的に上げ続けるための選択肢としては大きく3つあります。 ・英語圏の学校へ入学 ・インターナショナルスクール ・英語に力を入れている国立や私立小学校 英語圏の学校へ入学 英語だけでなく文化(英語文化だけでなくドネーションなどの仕組みなど)も含めて身につけることができるため、英語習得には一番良い環境ですが、保護者の勤務先がアメリカなど家庭の環境が整わないと難しく、実現できるのはごく一部の家庭となるため現実的とは言いにくい選択肢となりま...

学校に通わないホームスクールという選択

エジソンの先生は母親 発明王トーマス・エジソンは学校に通わず母親が家で勉強を教えていたことは有名な話で、ご存知の方も多いのではないでしょうか。学校に通わずに家で学ぶ、いわゆる「ホームスクール」を経験している著名人は他にもたくさんいます。ジョージ・ワシントン、セオドア・ルーズベルトをはじめ歴代14名ものアメリカ大統領、カーネルサンダーズ等のビジネス創業者およびテイラー・スフィフト等の芸能人、芸術家、科学者、スポーツ選手など、錚々たる顔ぶれです。 ホームスクールというと、家に引きこもり社会と接点がないというネガティブなイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、実際はネガティブな様子はなく、...

10歳までに将来を決めるドイツの教育システム

ドイツには日本と同じように幼稚園があり、3歳から幼稚園に入園することができます。しかし、日本のように保育園と幼稚園から好きな方を選ぶという仕組みとは異なり、ドイツでは幼稚園の一択になります。親や先生が了承すれば3歳前でも入園が可能となっています。幼稚園に入る前にはkinderkrippeというクラスが存在し、生後10か月から入園することができます。このkinderkrippeは幼稚園に附属しているとこも多いですが、独立して運営している施設もあります。 幼稚園の種類 ドイツの幼稚園は州や町にもよりますが、公立の幼稚園もしくは、教会の幼稚園、福祉団体による3種類の幼稚園があります。例えば、...

国際バカロレアの教育方針と長所と短所

これまで転勤族の子弟教育や国際人の教育といえば、私立のエリート校やインターナショナルスクールでした。ところが今、国際バカロレア(IB)の教育方針が世界中で認められ、日本にも広まってきました。日本各地にIBと提携した英語イマージョンスクールが開校したり、一部カリキュラムを導入する学校もあり、国際人を目指す若者たちの注目を集めています。 人間の総合力を評価する国際バカロレアの教育方針 学生は知識だけではなく、ボランティアを通して地域社会に奉仕しながら深く人格を磨いていき、リーダーシップや生きる力を身につけます。また異文化を理解して尊重し、豊かな知識と優れた見識をもち、思いやりがあり、好奇心...

メディアスペシャリストのスペシャル授業

週に一度のライブラリーデイ アメリカの小学校は始業のベルが鳴ると一斉に校内が賑やかになります。廊下にリュックサックを掛けて、中から大事そうに本を取り出す子どもたち。今日は週に一度のライブラリーの日です。教室にある返却箱には本が入れられ瞬く間に山盛りになっていきます。キンダーガーデンから最年長クラスまで、図書室に行けるこの日をみんな楽しみにしているのです。図書室にはライブラリアンと呼ばれる図書の先生がいます。アメリカの小学校には、担任の先生のほかに体育、音楽、図書、コンピューターの専門の先生がいて、それぞれが全校生徒を教えています。 本を借りるだけじゃないアメリカの図書室 図書室に入る...

日本とアメリカの子どもを取り巻く教育環境の違い

日米宗教の違いによる子ども観の違い 日米の子どもの教育の違いは、宗教による「子ども観」の違いに由来するように感じます。アメリカでは「子どもは本来悪質なもの」という考えから、親は子の悪行に罰を与えながら厳しく躾け、他人に迷惑をかけないように公衆道徳も厳しく指導されてきました。 一方、日本では「子供は罪も穢れもないもの、7歳までは神様」と言う考えから、自然な成長が促され比較的寛容な躾がされてきました。   アメリカの公共の場での人々のマナーを見ていると、子どもでもレストランでは大人と同じように静かに過ごしています。スーパーのレジや公衆トイレ、電車の列などに割り込まずに自分の順番を...

日本語と英語のバイリンガル教育

英語を聞きとる耳 子どもの成長は目覚ましいものです。 寝返りが上手にできるようになったかと思えば、ハイハイ、つかまり立ち、ひとり歩きと日に日に成長します。 そして、言葉も同様にすごいスピードで習得していきます。 3歳にもなれば立派に会話が成立し、意思疎通もできるでしょう。 ちょうどその頃になると、子どもの習い事について本格的に考え始める家庭が増えてきます。 特に今の時代英語は必須ですから、英語を身に付けさせようと、英語の幼稚園やプリスクールに通わせ始めるのも多いのではないでしょうか。 よく言われる話ですが、日本語と英語では使っている音の数が圧倒的に違います。それ故普段日本...

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