Primrose School of Dublin

プリムローズスクールはオハイオ州ダブリン市にあります。
ここは、コロンバス郊外にあり世界的に有名なゴルフコースを有し、緑豊かで四季の移り変わりが美しい場所です。全米でも有数の教育水準が高い地域であるため、保護者も教育熱心な家庭が多いです。

プリムローズスクールでは、全てにおいてバランスのとれた人格を育てることをまず主眼においています。そのため、STEAM教育（Science, Technology, Engineering, Creative Art, Math）が21世紀には欠かせないと言われていますが、これに加え、読み書き・リズム音楽・スペイン語・体育・社会性の発達も重視しています。
特に、プリスクール（3歳～4歳）では、子どもが自主的に遊びを通して学ぶことが大切であると考えられています。そのため、教室内には、各エリアごとにＳＴＥＡＭ＋αのテーマがあり、子どもたちは自由に移動して自分の学びたいものを選び、遊ぶことができるようになっています。

たとえば、ある日のサイエンステーブルのテーマは水に物を浮かべること、アートテーブルのテーマはちぎった色紙を自由に白い紙に貼って形をつくること、算数のテーブルでは箱をつなげて物の長さを計る教具で実験ができます。ごっこ遊びエリアでは、さまざまな職業の衣装やままごとセット等がそろっています。さらに、人形の家、絵本、ブロック、iPadなども用意されています。
これらの活動の中で自信を深め、想像力・創造力・協調性・問題解決能力・言語能力を高めています。

一方で、サークルタイムには、絵本の読み聞かせ、歌、ダンス、リトミック、ディスカッション、ゲーム等、子どもたちが集まって先生を中心に学びます。ある週のサークルタイムでは、私達の住む地球について学んでいます。土とは何であるか、水をためることができる物はどんなものかを実験をします。

園庭は年齢に応じて区切られており、子どもがより安全に自分の年齢・身体能力に適した遊具で遊べるように工夫されています。晴れている日には、子どもたちは元気いっぱい外遊びを楽しみます。天気がよくない日には、室内でダンスをします。
さらに、季節ごとのイベントも多く、子どもたちは四季を感じることができます。10月のかぼちゃ狩りでは、子どもたちは自分のお気に入りのかぼちゃを見つけて飾ります。ハロウィンパレードでは、みな衣装をきてトリックオアトリートをします。教室の外の廊下には先生が各月の飾りつけをしていますが、どのクラスの飾りつけが１番好きであるか生徒と親が投票するコンテストをしています。

また、家族全員で行事を楽しめるような企画もあります。夏にはサマーパーティ、秋にはテイルゲートパーティ（フットボールシーズン開始のお祝い）があり、園庭で家族に食事がふるまわれ、子どもたちは、フェイスペイント、遊具、ゲーム、ビーズ作り等を楽しむことができます。このような場で先生と親、家族同士の親睦も深まります。
先生はそれぞれの子どもの１日の活動・様子・食事内容・お昼寝時間・写真などを専用のタブレット管理し、親へ配信します。親は、スマートフォンのアプリで子どもの様子を知ることができるので安心です。特に子どもの様子を写真で見ることができるのは嬉しいようです。さらに、子どもの成長の様子・学習の様子をSTEAM教育+αの観点から細かく観察・評価し、年に3回の面談で親にフィードバックし、共有します。
デイケアにて過ごす時間は長いので、その中で子どもたちはがリラックスしながら楽しく個人活動・グループ活動を通じて成長・学習できるよう、さまざまな工夫が随所にあります。

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